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健康をつくる?太陽のひかり
太陽のひかり、といえば「紫外線」をイメージされる方は多いと思います。
紫外線というと、肌に悪そうだし、特に女性はあまりいいイメージをもたれないでしょう。
しかし、太陽のひかりはすべて健康また、美容にとって悪いものなのか?というと、すべてが悪いというわけではありません。
健康な人は、朝方生活を送っている人がほとんどです。
朝早く起きて行動し、夜は早めに休むという生活です。私たち、人間の体にとって、太陽の光は大切です。
紫外線に当たりすぎるのはもちろんよくないですが、一日中部屋に引きこもっていたり、昼夜ま逆の生活をおくっていたりするような、太陽をまったく浴びない生活は問題です。
このような生活を長い間くりかえしていると、完全にカラダのリズムが狂ってしまいます。
また、歳をかさねるごとに体内時計のバランスが崩れます。
そうすると、夜眠れない、熟睡できないという悩みがでてきます。
しかし、朝一番に太陽を浴びると体内時計がリセットされ、睡眠サイクルを調節するメラトニンというホルモンの分泌が促進され、寝付きやすく朝はスッキリ目覚めることができるのです。
太陽をあびるとカラダがぽかぽかしますが、これは紫外線で体内のミトコンドリアが活発になり体からパワーがつくられます。
朝起きてまず、太陽の光を浴びると、一日のリズムがつくられます。
できれば、1日30分は太陽の光を浴びるとよいようです。
太陽の光はこんな健康によい効果も…
ほとんどのビタミンは、体内でつくることができません。
ですから、健康のためには日ごろから積極的にいろいろな食材をたべ、栄養やビタミンをとるように、といわれていますね。
しかし、太陽の光をあびることで体内のコレステロールはビタミンDに生成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けることで知られていますね。
つまり、太陽の光をああびると、骨や歯が丈夫になるのです!
高齢になると、転んだりすると骨折しやすくなるといいますが、骨が丈夫だと転んでも骨折しにくくなります。
また、ビタミンDは、筋肉が伸びたり縮んだりする動きを早く調整する働きをもつといいます。
また、お昼ころのポカポカあたたかい日差しをあびる「ひなたぼっこ」も体がしんからあたたまり、気持ちがいいですね。これは日光による遠赤外線効果です。
体があたたまるのは、体内のミトコンドリアが日光浴によって刺激され、活発化するからです。
体があたたまると体温があがり、からだの中から健康になれるのです。